水害の訓練をしました。

最近、「線状降水帯」と言う言葉を良く聞くようになりました。
お手紙でも お知らせしましたが、警戒レベル3になってからの避難では、遅いので

朝、朝礼8時30分 『警戒レベル2 』が発令された想定で訓練を始めました。
まず、これからの 雨の状況を踏まえて 今現在の 園の状況を把握するため、園を見回り。
その間、1階で濡れて困る物… 電化製品・布団等を2階へ移動。


又、園児のカバンと靴などいつでも避難できるように準備をしました。

10時 「線状降水帯」が桐生に近づいている予報から『警戒レベル3』になると予測して、保護者の方にメールを流す想定で園内に放送を入れました。

『警戒レベル3』は1階は 浸水するおそれがあるので、子ども達は、2階に避難しました。

幼児組は、自分でなんでも出来るので、カバンに外靴を結んで避難です。

乳児組は、警戒レベル3になると予測の放送が入った時点でカバン等 先に2階にあげました。

毎月 避難訓練を行っているので、子ども達は先生の誘導で2階にスムーズに上がる事が出来ました。

そして、連絡がついて 迎えが来る返事が着いた園児の名前を担任に知らせ、連絡がつかなかった園児は、再度メールをして、それでも連絡がつかなかった場合は、担任から電話をしました。

保護者の迎えを待つ間、職員は、園児担当、受け渡し担当、保護者の車の確認担当、情報収集など分担に分かれました。

園児担当の先生は、絵本や手遊びをしながら安心して過ごせるようにしました。

又、子どもが 不安にならないように状況の説明しました。

子ども達、兄弟で一緒に手をつなぎ お迎えが来るのを待ちました。

駐車場で車が来るのを確認して担任に知らせました。

その際、誰に 何時に 引き渡したかを 緊急カードに記入することも忘れずに行いました。

今回 ベルをならさずに 避難の放送のみで行ったので、子どもの声で放送が聞き取れなかったとの反省から、緊急時には、必ずベルをならすことになりました。

水害にかかわらず 非常時備えて行う訓練は 子どもたちの命を守るために、とても重要です。

これからも 色々な訓練を行い 緊急時に備えます。