保育園のブロッコリー

春のブロッコリーは、栽培が難しかったです。
青虫君に 食べられないようにネットを張りました。

大きくなり窮屈そうなので ネットを外しました。

ここまで 大きくなったブロッコリー

毎日 毎日 先生が「酢」をかけてくれたので、青虫君は、いない 虫食いのないブロッコリーができました。

どんどん どんどん 大きく なって 食べ頃になりました。

本当は、ブロッコリーができている所を切ると 脇から 又 芽が出てきてしばらく収穫ができます。

その姿を見せたかった…。

全部収穫をしなくては、ならない事情が…。

それは、今年は、じゃがいもを沢山植えてしまいました。

大根の時 年長さんだけ 持ち帰って お家でたべてもらい感想を聞きました。

子ども達が 大喜びで お家の方にお話をしたことを聞き、

じゃがいもも 多くの子ども達に収穫の体験をさせてあげたい。

お家に持って帰って食べて欲しいと欲張って植えてしまいました。

それなのに さつまいもも50株も買ってしまいました。

さつまいもも 子ども達に収穫を楽しんで欲しいと…。

それで、ブロッコリーは、大きな株のようにみんなで力を合わせて抜くことになりました。

給食の先生に お願いして、給食に出してもらいました。

「先生 甘いよ」

「おいしいよ」

苦手なお友だちも 「先生 少しにして下さい」と言ってたのに…。

食べてみると「先生 甘い」「美味しい」とイイお顔でおはなししてくれました。

いつもは、苦手なお友だちがいるのに 今日は、みんな完食です。

新鮮なブロッコリーは、柔らかくて 臭みもなく 甘くて 美味したったです。

一番は、自分たちで育てた 畑の野菜を 自分たちで収穫したから…。

ゆりぐみさんのお部屋に行くと、みんな一番に食べたらしく、ブロッコリーだけ お皿にありませんでした。

昨年の 「大きな株」のレコード劇 と同じ。

「うんとこしょ」「どっこいしょ」「わ~ 抜けた 抜けた」と大喜びして収穫したブロッコリー。

一番に食べたかったのですよね。

ゆりぐみさんらしく 本当に かわいいです♥

給食を食べ終わり、ゆりぐみさんが 声を かけてくれました。

「先生! ブロッコリー美味しかったね」と

「ゆりぐみさんが、お水をいつもあげてくれたからだよね」と言うと

「先生! 雨がたくさん 降ったからだよ」と

雨が降って植物が 喜ぶ様子も年長になると身近に感じているのですね。

「でもね ゆりぐみさんが、『大きくな~れ』『美味しくな~れ』ていつも お水をあげたから 美味しかったのだよ。」

と話すと 「そうだよね」と笑顔を返してくれました。

今度 ブロッコリー 給食に出たら 苦手なお友だちも 沢山食べてくれるのかな?

給食にブロッコリーが出る日が楽しみです。