緊急対応訓練 (プール事故)
毎年、プールの前に プールでの事故を想定して 訓練をします。
楽しいプールの事故は あってはいけないことですが 万が一の為にも 訓練を行う事は必要です。
又、訓練を行う事により よい一層危機意識が高まり、子どもを安全な環境で見ることができると考えています。
まず、プールには、担任以外に 監視員を置きます。
監視員は、子どもと遊ばない プールのサイドから 子どもの安全を意識しながら見守る役目の人です。
本当は、声をかけたいですが、全員が見えると事に位置し 安全だけを見守ります。
今回の訓練は、監視員が プールで溺れている子を発見!
監視員は笛を吹く ここで 去年の反省から笛は 長く 大きく「ぴーーー!!!」
プールから 園まで 聞こえました。
又、監視員は、無線機を必ず 持っていて 無線で事務所にも伝えます。
無線からも笛の音 そして 子どもが 溺れた知らせも入りました。
担任は、子どもを引き上げて 呼吸・意識の確認をします。
その笛の合図で、隣の スマイルの先生が電話を持って来てプールに駆けつけます。
スマイルの先生が 二手に分かれ、他の園児の安全を確保する人。
園に子どもの様子を伝える人に分かれ、スマイルから情報を聞いた先生が
災害用のベルをならし 情報を伝え合いました。
残っている子どもを見る人。 応援に行く人に分かれました。
2次災害を防ぐためにも、残っている園児の安全を守る事は、とても大切です。
駆けつけた職員が、子どもの状況 意識・呼吸を確認し蘇生開始
担任は、蘇生をかわり、救急車を要請
スマイルの先生が 電話を持ってきてくれたので 連絡もスムーズに消防署からの指導も取りやすいです。
その間、看護師は 救急隊に子どもの様子を伝える為に記録を取り、
もう一人の担任は、保護者に連絡
主任は、救急車の誘導をするために 応援の職員を配置。
その間、蘇生の職員も交代しながら 救急車が来るまで蘇生を続けます。
AEDも使用しながら訓練をしました。
コロナ渦で消防署が救命救急の指導ができないと事で、事前に看護師の先生にアンパンマンでのAEDと蘇生法を教えてもらいました。
年に1度でも訓練をしないと あやふやの記憶になってしまうので、DVDを見ながら 職員全員が 看護師より指導を受けます。
毎年 反省は あります。
慌てていて プールサイドに引き上げたときに タオルを引いたけど、マットを置くのを忘れてしまいました。
プールサイドは濡れているので、AEDを使用する事を想定して 身体が濡れてない状態にしておかなければなりません。
これで、マットの使用の意味もかり 記憶に入りました。